もうそんなに経ったか。父の十三回忌。お世話になっている古いお寺へ。あれれ。お寺のたたずまいや、住職のお経を読み上げる声が、昔より沁みてくる。そうか住職の声のビブラートも年季おびて、とっても味わい深くなってるんだ。とても直接は言えないけども。
k-9-15-2021-rannma
本堂の仏像や装飾をじっくり眺めていたら、メインの太い梁(はり)の上の、欄間の図柄がとっても不思議。何を意味してるのか、しばし眺めて想像する。こんな図柄。真ん中に大きな壺があり、壺の横からは手が出ていて、大きな盃を持っている。その様子に、囲んでいる5人の男たちが驚いている。そんな感じ。それを立体的に彫って着色してある、手のかかった古い欄間。ちなみに、欄間は3つ並んでいて、左がそれ、真ん中が大きな龍、右が女が手に持ってる饅頭を男が1つ取ってホクホク顔で逃げる図。 んんんこのカオスっぷり、、さっぱりわからぬ。ストーリー想像しても無理だなぁ。
この世は掘れば掘るほど、興味津々なことがあふれてるでござる。 
上は、その壺の欄間の記憶スケッチ。
ぁぁ今日も、、イラストレーターにして、あるまじき絵のヘタさよ、、
k-9-15-2021-13kaiki