直木賞作家の坂東眞砂子さんが逝ってしまった。55歳は早すぎる。自分が30歳くらいのとき、一度だけホラー小説の装幀に描いたことがあって、それが坂東さんの「狗神」でした。一冊分のゲラを渡されて、すべて読んで装幀の絵を考える、というのを初めて体験した仕事だった気がします。気合いで描いたなー..自分を育てていただいたお仕事のひとつ。感謝しなくちゃ。どうぞあちらへ行かれても、ハラハラするお話で腕をふるってほしいです。ありがとうございました。


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